節約の基本は固定費の見直しから
独身のときには対して気にもしなかった月額の生活費も、子供を持つ身になってくるとわずかな金額でもかなり気になってきます。
特に下の子が小学校に入ってからというもの、周囲ではやれ習い物だ学習塾だといろいろと学外の活動をするようになった子も多く、今はよいとしても将来的にかかってくるだろう学費もどうやって捻出しようかと考えたりもしています。
そこで今年に入ってからかなり本格的にするようになったのが家計の節約です。
節約をするというとケチケチした生活になるようであまり好きではなかったのですが、調べてみると案外身近なところからも行うことができ、コツコツ積み重ねていくことで数年後にはかなりの金額にしていくこともできるようです。
いろいろと図書館などに通ったりしながら節約の極意を調べてみた結果、私がたどりついたのが「固定費を見直し、衝動的な買い物を避ける」という2つの方法でした。
特に固定費の見直しはちょっと手間をかけるだけで絶大な効果を生み出すことができるので大変おすすめです。
その固定費は本当に当たり前に必要?
固定費というのは、生活をしていくならば絶対に必要になる家賃や光熱費などといったお金です。
会社に勤務していれば所得税や住民税といった税金は天引きをしてくれるので別途自分で計算をする必要はないのですが、私は出産のために一度退社をしているのでいろいろと社会保障費を自分で計算するよい機会になりました。
そのうち例えば家賃や駐車場代、車の維持費は自分ではどうしようもなく、値切ることができないお金です。
さらに電気代やガス代、水道代といったものも自分で複数の会社の中から自分の好きなものを選べるわけではなく居住地域によって自動的にどの会社のものを使うかが振り分けられます。
節約をするならまずはそうした「絶対に変えることができない金額」と「努力次第で変えることができる金額」とをきっちり分けて、そこから一ヶ月の間に使えるお金はいくらになるのかということを考えていきます。
案外見落としがちなのがインターネットや携帯電話で使用する通信費で、数年前に比較検討して選んだはずのキャリアやプロバイダも、現在ではもっともっとお得なプランがでてきていたりします。
特にここ最近の流れとして、携帯電話のように無線で使用できるモバイルルーターがかなり安価で使用できるようになり、かつ通信速度も固定回線とほとんど変わらないくらいになっているので、そちらに乗り換えてみると一気に半額になるというようなこともあります。
ただモバイルルーターの場合外出先で使おうとすると自宅で使用できなくなるといったこともあるので、家族が複数いる場合にはどういった使い方をするべきか考えて契約した方がいいですね。
メモをつかって衝動買いを防ぐ
もう一つ節約で大事なのが、極力衝動買いをするのをやめるということです。
一つの例として挙げると、漠然と「今日何食べよっかな」というふうな考えでスーパーに入ると、そのときに安売りをしている野菜や肉類などを適当に買ってしまったりするので、ついついその日に必要なものだけでなく目についたものを買いだめしてしまいます。
それが確実にあとから使用するものならいいのですが、中には安さに引かれて買っているだけであるためいつまでも冷蔵庫の中にあって気がついたら賞味期限切れなんてこともあったりします。
食品くらいなら数百円の損失ですみますが、これが目についた洋服やおもちゃを衝動買いなんてことになると、損をする額も数千円から数万円になってきてしまいます。
ですので買い物をするときにはきちんとメモをもっていって必要なものだけを買うようにするといった小さな工夫をしておくことで、余計な買い物を防いで無駄遣いをしなくてすみます。
買い物メモを取ることで、自分がいつどんな買い物をしたのか後から振り返りやすくなるメリットもあります。
我が家では現在、マイホームを買うために頭金を貯金中です。今頭金の何%ほど貯まったのかメモに書いておくと、その近くに無駄遣いした記録を書きたくなくて、自然と無駄遣いが減っていきますよ。