パートタイムで介護看護師として働く
息子が小学校に上がったことで、私もかなり自分の時間を自由に使えるようになってきたこともあり、介護施設での看護業務を初めてみました。
もともと持っていた看護師資格を生かした仕事をしたいとはかなり以前から思っていたので探すときにも専門の情報サイトを用いていたのですが、たまたまタイミングが良かったのか待遇面で非常に好都合な場所を見つけることができました。
医療施設以外の場所で看護業務をするのは初めての経験だったのですが、病院勤務のときよりもむしろ緊急性が少ないという点で働きやすく、またよほどのことが無い限りはあらかじめ定められた時間で帰宅することができるというのが大きな魅力になっています。
介護施設においては一定数以上の看護師を配置することが義務付けられているので、そうしたことが待遇面の向上につながっているのかもしれません。
介護の現場ならではの業務
病院施設においては訪れる患者さんの症状に応じて医師の判断を見ながら医療行為を行っていくことになりますが、介護施設においては医師がいることの方が少なく看護師は比較的主体的に業務を行っていくことができます。
私も勤務を初めて知ったことなのですが、介護施設においては看護師というのはかなりイメージがよいようで、病院内のような「医師の補助的役割」ではなく直接話しをきいてもらえるという大変に責任感の強い業務を任されます。
主な仕事の内容になるのはその施設にいる高齢者の方のバイタルチェックなのですが、勤める日数が増えるにつれて高齢者の方とも会話が続くようになってきて、一人ずつの抱える健康の悩みも知ることができるようになりました。
好き嫌いは人によってあるのかもしれませんが、介護施設における看護師の経験はこれまでとは全く違った新しい私自身への刺激になっているのは確かです。